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ホーム製品(製品カテゴリー)【TS・SDI間のアンシラリー情報比較】音声モード・画角情報チェッカー<AMDシリーズ>AMD-9

TS(DVB-ASI)入力対応 HD-SDI入力対応 SD-SDI入力対応

音声モードチェッカー AMD-9/AMD-16

(“ALVIX” AUDIO MODE Error Detection Unit AMD-9/AMD-16)

■TSとSDI信号の音声/画角情報を検出し、上位ソフトで比較、整合・不整合を判別します。


≫特 長

  • HD/SD-SDIのVANCに重畳された音声モード/画角情報(ARIB STD-B39)または、DVB-ASIのストリームに含まれる音声モード/画角情報(ARIB STD-B32)を取得し、外部に通知する装置です。
  • SD-SDI信号入力の場合は、VBIに重畳された音声モードも取得することが可能です。
  • DVB-ASI信号入力の場合、MUXされている全てのストリームの音声モード/画角情報を取得します。
  • DVB-ASI信号とそれと相関関係のあるSDI信号を入力することで、上位システムで相互の音声モード/画角情報を比較し整合/不整合を判別することができます。
  • SNMP設定はブラウザから設定可能です。また、NTPによる自動時刻補正機能により時刻設定が可能です。



≫システム系統例

AMD-9/AMD-16 システム系統図



≫管理ソフトウェア

■AMDより通知される音声モード・画角情報からベースバンドとTSの音声モードを比較し、整合/不整合を判別します。
音声モードチェッカー 管理ソフトウェア

■音声モード表示
  音声モードが不一致のとき、該当するチャンネルのボタンが赤く変化します。
  エラーの確認作業・エラーの自然復帰等によって色が変化しますので、状況を瞬時に把握することができます。
音声モードチェッカー 管理ソフトウェア 音声モード表示

■ログウィンドウ
  検知開始・停止、エラー確認、各種設定変更なども表示します。
  ログの内容は表計算・データベースソフトにて処理できるCSV形式でファイルに保存することができます。
音声モードチェッカー 管理ソフトウェア ログウィンドウ

■チャンネル情報画面
  ソフトウェア上でチャンネル情報を確認できます。
音声モードチェッカー 管理ソフトウェア チャンネル情報画面


≫AMD-9 フロントパネル

AMD-9 フロントパネル
  1. 電源スイッチ
  2. 状態検知LED
  3. ハードウェアメンテナンスコネクタ



≫AMD-9 リアパネル

AMD-9 リアパネル
  1. DVB-ASI or HD/SD-SDI入力コネクタ
  2. LANコネクタ
  3. 電源コネクタ
  4. IPアドレスリセットボタン
  5. ハードウェアリセットボタン



≫AMD-16 フロントパネル

AMD-16 フロントパネル
  1. 電源スイッチ
  2. 状態検知LED
  3. ハードウェアメンテナンスコネクタ



≫AMD-16 リアパネル

AMD-16 リアパネル
  1. DVB-ASI or HD/SD-SDI入力コネクタ
  2. LANコネクタ
  3. 電源コネクタ
  4. IPアドレスリセットボタン
  5. ハードウェアリセットボタン



≫画角比較対応一覧


■映像フォーマット
SDI局間情報 MPEG2/H.264映像
525i(270Mbps) 720*480/544*480/480*480
525p(270Mbps Dual)
525i/p(540Mbps)
750p(1.485Gbps) 1280*720
1125i/p(1.485Gbps) 1920*1080/1440*1080


■画面アスペクト比
SDI局間情報 MPEG2/H.264映像
4:3 4:3
16:9 16:9
2.21:1
Square Sample


■フレームレート
SDI局間情報 MPEG2/H.264映像
24/1.001 24/1.001
24 24
25 25
30/1.001 30/1.001
30 30
50 50
60/1.001 60/1.001
60 60



≫音声モード一覧

※M=モノラル、S=ステレオ、D=デュアルモノラル、LFE=低域強調
  a/b=前方/後方チャンネル数(例:3/2=前方3チャンネル/後方2チャンネル)

SDI局間情報 AAC音声 MPEG1 Audio音声
M M M
2M 2M 2M
3M M
音声モード=Mの3ADTSを多重
4M M
音声モード=Mの4ADTSを多重
5M M
音声モード=Mの5ADTSを多重
6M M
音声モード=Mの6ADTSを多重
7M M
音声モード=Mの7ADTSを多重
8M M
音声モード=Mの8ADTSを多重
S S S
2S S S
音声モード=Sの2ADTSを多重 音声モード=Sの2ADTSを多重
3S S
音声モード=Sの3ADTSを多重
4S S
音声モード=Sの4ADTSを多重
3/0 3/0
3/1 3/1
3/2 3/2
3/2+LFE(5.1) 3/2+LFE(5.1)
S+M S
M
音声モード=S、Mの2ADTSを多重
S+D S
2M
音声モード=S、2Mの2ADTSを多重
5.1+S 5.1
S
音声モード=5.1、Sの2ADTSを多重
3/1+S 3/1
S
音声モード=3/1、Sの2ADTSを多重
3/2+S 3/2
S
音声モード=3/2、Sの2ADTSを多重



≫仕 様

AMD-9 AMD-16
◆入力
  系統 9系統
※9系統ともにDVB-ASI、HD/SD-SDI信号の
区別なく入力可能です。
16系統
  入力接栓 BNCコネクタ
◆SDI信号入力
  信号形式 SD SMPTE259M-C 480i
HD SMPTE292M  1080i
  音声モード/画角情報取得 ARIB STD-B39 (SDの場合、VBIの音声モード取得可能)
  字幕取得 ARIB STD-B37
 ・VBI音声モード取得ライン(SDのみ)
  ライン番号 19、20、282、283
VBIの複数のラインに音声モードが存在した場合、19>20>282>283の優先順位で
取得します。
 ・SDI入力信号取得項目  ・音声モード          ・映像フォーマット      ・画面アスペクト比
 ・フレームレート        ・字幕有無
◆DVB-ASI信号入力
  信号形式 DVB-ASI
  音声モード/画角情報取得 ARIB STD-B32
 ・DVB-ASI信号取得項目  ・プログラムナンバー     ・音声PID
 ・音声フォーマット(AAC/MPEG1 Audio Layer1~3)
 ・音声モード          ・映像PID          ・映像フォーマット
 ・画面アスペクト比       ・フレームレート      ・字幕有無
 ・DVB-ASI信号取得数 1TSに含まれるプログラムナンバーの最大取得数:16
プログラムナンバーに含まれる映像・音声信号の最大取得数:8
◆取得インターバル  入力された信号を巡回して、音声モード/画角を読み取ります。
 取得インターバルは最短で1秒ですが、入力信号数及びMUXプログラム数、
音声TS数により、 インターバルは変化します。(1TSの取得時間:約8秒)
※TS×1入力/SDI×8入力時の
  取得インターバル:約10秒以下
※TS×1入力/SDI×15入力時の
取得インターバル:約10秒
※TS×2入力/SDI×7入力時の
  取得インターバル:約20秒以下
◆上位ソフト
  音声モード/画角比較
DVB-ASI/SDI間の音声モード/画角を比較する場合、相関のあるプログラムナンバーと
SDI入力を指定し、整合/不整合の判断条件を設定する必要があります。
◆外部通知
  通信仕様 100BASE-TX/10BASE-T対応 LANインターフェース
  プロトコル SNMP
  コネクタ RJ-45モジュラ
◆外形寸法 W215×H44×D485mm(突起部を含まず)
◆質量 約2.3kg
◆電源電圧 100V±10% AC 50/60Hz
◆消費電力 約40W
◆使用温度 5℃~40℃



※仕様及び外観は改良のため、予告なしに変更することがあります。
© ALVIX Corporation