ARIB STD-B39信号検知装置 B39-108R
≫特 長
- HD-SDI信号の放送局制御信号(ARIB STD-B39)、またはSCTE104を検知する装置です。
- 検知は系統ごとに指定できます。
- 放送局制御信号は、任意のワード番号、ビット番号の制御データを検知し、変化の状態(※1)をSNMPで外部通知します。
- SCTE104は、splice_request_data()を検知し、変化の状態(※1)をSNMPで外部通知します。
(※1 検出できる変化の最大値は15回/秒です。)
- 筐体は2Uサイズです。
- 棚板方式で、最大8系統を搭載することが可能です。
- 各系統は、個別に動作します。各入力が同期している必要はありません。
- 電源は二重化されています。
≫フロントパネル
※フロントパネルを開いた状態
≫リアパネル
≫仕 様
◆入力信号
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信号数 |
1系統 |
信号形式 |
HD-SDI SMPTE292M 1080i [59.94Hz] |
コネクタ |
BNCコネクタ |
◆バッファスルー出力信号
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信号数 |
1系統 |
コネクタ |
BNCコネクタ 1系統 |
◆ARIB STD-B39
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検知指定 |
検知する制御データは、ARIB STD-B39のワード番号、ビット番号で任意に設定します。
指定は系統ごとに16箇所まで設定できます。 |
◆SCTE104
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①検知したSCTE104データを、そのまま外部通知します。
②splice_request_data()、alive_request_data()については、検知した内容を解析し以下の値を外部通知します。
splice_request_data()
:messageSize, message_number, opID, splice_insert_type, splice_event_id,
program_id, pre_roll_time, break_duration, auto_return_flag
alive_request_data()
:messageSize, message_number, opID
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◆外部通信
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通信仕様 |
100BASE-TX/10BASE-T 対応 LANインターフェース |
プロトコル |
HTTP(本体設定)/SNMP(検知通知) |
コネクタ |
RJ-45モジュラ |
◆外形寸法
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H88mm×W430mm×D275mm(突起を含まず) |
◆電源
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電源電圧 |
100V AC ±5% |
消費電力 |
約69W(8ch搭載時) |
◆使用温度
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5℃~+40℃ 結露なきこと |
◆その他
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電源二重化 |
ホットスワップ可能 |
ボード挿抜 |
ホットスワップ可能(コントロールボードを除く) |
ラックマウント |
専用取付金具により、EIA 2U/JIS 2J として取り付け可能です。 |
※仕様及び外観は改良のため、予告なしに変更することがあります。
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