マルチビューワ・MV-530
高画質ビデオ信号分割機
(“ALVIX” SD/HD/3G-SDI Multi Viewer MV-530)
■最大120chのSDI入力信号を8系統の高解像度モニターに分割できます。
≫特長
- アルビクス・マルチビューワは、SDI信号を入力し、大画面・高解像度液晶ディスプレイなどに分割表示することができます。
- 最大実装時は120ch入力可能で、レイアウトが全く異なる分割画面を8系統出力します。
例えば、16分割画面を8系統出力することが出来ます。
- 入力の120chは、8系統出力のどこにでも出力することが出来ます。
また、1つの入力を分配し、複数の出力モニターに表示する事も可能です。
運用時に、入力chを入れ替える事も可能です。
※1入力を複数のモニターに跨いで表示することは出来ません。
- 入力は、SD/HD/3G-SDI(自動判別)で、混在可能です。 ※3G-SDIは LevelA/1080p/4:2:2対応。
3G-SDI×4系統を田の字にレイアウトすることで4K簡易表示が可能です。
※4K簡易表示:スケーラ4個を使用し、それぞれスケーリング処理を行い田の字にレイアウトを行います。
- エンベデッドオーディオに対応し、最大8chのオーディオレベルバーを合成することができ、目視による音声の確認が出来ます。
- LTC入力が可能でアナログ時計/デジタル時計表示を同時に表示可能です。
- レイアウトは出力毎に8個持つ事が可能です。
- チャンネル名称は、シフトJISコード(第一水準)の文字が表示可能です。出力ユニットで合成します。
- 分割表示の他に背景画像表示やコメントウィンドゥ表示があり、背景に静止画を登録・表示したり、コメントウィンドゥで文字やタリーなどを自由に表示することが可能です。
- 外部制御はLANインターフェースを装備し、アルビクスエラー装置と連動してエラーインジケータを表示する事が出来ます。
機器状態は、SNMPトラップで通知し、設定はTCP/IPで行います。
- 電源はリダンダントでフロントメンテナンス可能です。
≫システム系統例
≫コメントウィンドゥ
入力コメントウィンドゥと出力コメントウィンドゥ機能を持ちます。
入力コメントウィンドゥ |
出力コメントウィンドゥ |
1子画面当りの入力コメント数 |
入力数 |
入力コメント数合計 |
1レイアウト当りの出力コメント数 |
6個 |
最大 120ch |
最大 720個 |
160個 |
- 【入力コメントウィンドゥ】
- 子画面に設定された入力(1~120)に紐づいて表示するコメントウィンドウです。
子画面の入力・位置・サイズを変更すると変更に応じて入力コメントウィンドウの表示も変更されます。
子画面1個につき入力コメントを6個まで設定できます。
- 【出力コメントウィンドゥ】
- レイアウト毎に表示するコメントウィンドウです。
1レイアウトにつき出力コメントを160個まで設定できます。
入力ユニット
REAR基板、SCALER基板、OUT基板で構成し、主な機能としてはSDI入力部、120ch入力マトリクス、画像リサイズ、オーディオレベルバー合成などを行いSDIで出力します。
最大実装時、120chの入力をレイアウトが異なる分割画面で8系統出力します。
≫フロントパネル
※フロントパネルを開いた状態
- 電源ユニット1 パワースイッチ
- 電源ユニット2 パワースイッチ
- SCALER基板
≫リアパネル
- OUT基板
- REAR基板
≫仕様(REAR基板:IN-REAR-24)
◆SDI入力回路を24個搭載します。
◆入力ユニットに最大5枚実装可能で、最大120ch入力が可能です。
◆入力信号コネクタ
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BNC×24個 |
◆入力信号
|
SD/HD/3G-SDI 59.94Hz |
◆入力音声信号
|
エンベデッドオーディオ8ch対応 |
≫仕様(SCALER基板:IN-SCALER-8)
◆入力8系統のリサイズ・合成処理を行います。
◆入力ユニットに最大16枚実装可能で、最大128chの子画面を出力可能です。
◆その他機能
|
SDI受信 |
SD/HD/3G-SDIを受信します。(自動判別、混在可能)
※3G-SDIは LevelA/1080p/4:2:2対応。 |
オーディオバー表示 |
エンベデッドオーディオを分離しオーディオバーとして合成します。 |
IP変換 |
動き適応型IP変換を搭載しなめらかな動画を実現します。 |
リサイズ |
任意位置、サイズに変換します。 |
≫仕様(OUT基板:IN-OUT-8)
◆SCALER基板からの信号を8系統の3G-SDI出力信号にします。
また、出力ユニットからの制御を各基板に伝送したり、出力ユニットに伝送します。
◆入力ユニットに1枚必要です。
◆出力信号コネクタ
|
BNC×8個 |
◆出力信号
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3G-SDI |
◆制御コネクタ
|
RJ-45×1個(TCP/IP) |
≫仕様(筐体:TU-701)
◆外形
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W436×H304×D668mm(突起含まず) 7Uラックマウントサイズ |
◆電源ユニット(PU-701)
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2個実装可能です。(2個でリダンダント、フロントメンテナンス可能です。) |
◆重量
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約30kg |
◆消費電力/皮相電力
|
約820W/821VA |
出力ユニット
DVI基板、CNT基板で構成し、主な機能としては、チャンネル名称合成や背景、インジケータ、コメントウィンドゥの合成などを行います。
モニターに合わせて、DVIやアナログRGB/SDI信号に変換します。
外部(上位)からのコマンドを受信し、入力ユニットを含む各基板の制御を行います。
また、機器状態などをSNMPトラップで外部(上位)に通知します。
≫フロントパネル
※フロントパネルを開いた状態
- 電源ユニット1 パワースイッチ
- 電源ユニット2 パワースイッチ
- CNT基板
- DVI基板
≫リアパネル
≫仕様(DVI基板:OUT-DVI)
◆チャンネル名称、ロゴ、背景、コメント表示、インジケータ表示を合成します。
モニター解像度に合わせたスケーリングを行い出力します。
◆出力ユニットに最大8枚実装可能で、8個のモニターへの出力が可能です。
◆SDI入力コネクタ
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BNC×1個 |
◆SDI入力信号
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3G-SDI 59.94Hz 入力ユニットより入力 |
◆DVI/RGB出力コネクタ
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DVI×1個(アナログRGB+デジタル) |
◆DVI出力信号
|
DVI 最大 1980×1080P
※ケーブル長の制限があります。
※DVI-HDMI変換ケーブルを使用することでHDMIモニターに出力可能です。 |
◆RGB出力信号
|
アナログRGBHV 最大 1980×1080P |
◆SDI出力コネクタ
|
BNC×1個 |
◆SDI出力信号
|
HD-SDI 59.94Hz |
◆SDI出力コネクタ
|
BNC×1個 |
◆SDI分配出力信号
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上記SDI出力信号の分配出力 |
◆VBS出力コネクタ
|
BNC×1個 |
◆VBS出力信号
|
コンポジットアナログVIDEO信号 |
◆その他機能
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時計表示 |
アナログ時計とデジタル時計を合成します。 |
≫仕様(CNT基板:OUT-CNT)
◆外部(上位)からのコマンドを受信し、入力ユニットを含む各基板の制御を行います。
また、機器状態などをSNMPトラップで外部(上位)に通知します。
◆外部制御コネクタ
|
RJ-45×1個 |
◆制御方式
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TCP/IP SNMPトラップ出力対応 |
◆入力ユニット制御コネクタ
|
RJ-45×1個 |
◆制御方式
|
TCP/IP |
◆LTC入力コネクタ
|
BNC×1個 |
◆LTC入力信号
|
LTC(SMPTE 12M) |
◆その他機能
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LTC入力 |
LTC信号を受信し、アナログ時計とデジタル時計の情報をDVI基板に出力します。 |
SNMPトラップ送信 |
機器情報などをSNMPトラップで外部(上位)に通知します。 |
TCP/IP |
機器設定、機器情報取得などを外部制御コマンド(TCP)で行います。 |
≫仕様(筐体:TU-501)
◆外形
|
W436×H216×D452mm(突起含まず) 5Uラックマウントサイズ |
◆電源ユニット(PU-501)
|
2個実装可能です。(2個でリダンダント、フロントメンテナンス可能です。) |
◆重量
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約19kg |
◆消費電力/皮相電力
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約420W/425VA |
※仕様及び外観は改良のため、予告なしに変更することがあります。
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